宅配クライシスに思う

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皆さま、こんにちは。DSOL副社長Nでございます。

川沿いの遊歩道が週末お決まりのジョギングコースなのですが、最近桜のつぼみが膨らみ始めました。
春はもうすぐそこですね。待ち遠しいです。

宅配便がピンチです

宅配便のサービス維持が大きな問題となっています。
今や社会インフラと呼べる存在にまでなった宅配便が、実は多くの人手と企業努力に依存し、それも限界を迎えつつあるとは知りませんでした。
利用する我々の要求が、知らないうちにエスカレートしていた面もあるかもしれませんね。
今まで気軽に再配達など依頼しておりましたが、急に悪いことをしていたような気になってまいりました。
これからは心を入れかえて慎みたいと思います。

今回の一連の報道で宅配便業界の苦境が知れ渡り、配送料の値上げに対する理解も進むのではないでしょうか。
適正なコストをサービスの享受者が負担する。
非常に単純で簡単なことのようですが、実は理解を得るのが難しかったりします。
経済学の難しい理論は分かりませんが、デフレ脱却へのヒントはそういうところにあるような気がしております。
今までの償いに、私も喜んで(許容出来る範囲内で)協力させて頂きます。

ネット通販は安い?

宅配便業界の苦境をよそに、ネット通販は伸び代が大きく、今後も配送する荷物は増え続けると言われております。
配達処理能力の限界を超えた荷物はどこへ行ってしまうのだろうと心配になってしまいますね。

このネット通販、実店舗で購入するより安く購入出来ることが現状の大きな魅力の一つでしょう。
実店舗>ネット通販と、価格比較の図式が出来上がっている方も多いと思います。
確かに、小売のコストだけ考えればその通りなのでしょうが、配送のコストまで考えた場合、本当にそうなのか疑問です。

自分で買って持ち帰るより、家まで届けてもらう方が安い。
IKEAで家具を買って持ち帰り、家で組み立てる人、きっと居なくなりますね。
考えてみたら非常に不思議な逆転現象が起こっているような気がします。

今回の配送コストの値上げが実現すると、実店舗とネット通販の価格の逆転現象が起こるかもしれませんね。
少なくとも価格の差はかなり縮まるのではないか、と個人的には思っていますし、個人宅まで配送する場合や再配達になるケースでは、トータルで高くなるくらいが良いのではないか、とも思っております。

シェアリングエコノミー

民泊やライドシェアなどに代表されるシェアリングエコノミーが話題になっています。
使われていない資産や労力を上手く使い、サービスの供給を増やす。
考え方自体は非常に素晴らしく、仕組みもよく考えたなぁと感心してしまいます。
日本では規制の壁に阻まれ、一部提供出来ないサービスもありますが、今後確実に拡がっていくでしょう。

このシェアリングエコノミー、上手くシェア出来ている間は良いのですが、本来の趣旨から外れた過剰なサービスが出てくると危険かもしれませんね。
通販業者による宅配便の利用も基本はシェアリングです。
維持出来ないようなものになってしまっては元も子もありません。

折角出てきた新しいサービスですから、効率良く利用し、競合する既存業者とも共存共栄出来るようになれば良いと思います。
我々も趣旨をよく理解した上で利用したいですね。

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