AI人事

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皆さま、こんにちは。DSOL副社長Nでございます。

いつもご覧頂きありがとうございます。

 

先日の新聞紙面にAI人事の話が出ておりました。ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

人間に代わって、膨大なデータを元にAIが評価や最適な職場、ポジションをはじき出すというもので、いわばロボット人事部長とでもいうべきものでしょうか。

昔から不透明との評判がつきものの人事、デジタル化することに一定の効果はあるのではないかと、個人的には思います。

上司の好き嫌いに左右される評価よりは、数値を元に明確な基準が示される方が、社員の士気も高まるかもしれません。

そんなAI人事、どこまで浸透し、活躍できるでしょうか。非常に楽しみにしております。

 

どこまで応用できる?

先日、安倍首相の内閣改造が話題になりましたが、いっそAI人事にしたらどうなるかと考えてみたりします。

派閥の力学や党利党略など、我々からは見えづらい部分が透明化されて良いかもしれませんね。

路線的には中道になるのか、当選回数に関係のない大抜擢があるのか、非常に興味があります。

また、報道は出来ないでしょうが先の都知事選も、AIが選ぶ最も知事に相応しい人、などが示されると面白いかもしれません。

色々と想像すると楽しみは尽きませんね。

 

話は変わりますが、私も人を評価する立場になり、日々公正な評価に心を砕いております。

もちろん、全てにおいて公正な評価というのはあり得ませんが、プロとして結果を出した人を正当に評価する、単純なことのようで案外難しかったりします。

成果にはそれにつながる過程が必ずあります。その過程で一番貢献したのは誰か、いわば『陰の立役者』を見逃さないこと、人を評価する際は、ここを一番注意してみています。

実は、難しい制度、複雑な仕組みにすればするほど、この『陰の立役者』の発見が難しくなり、評価責任の所在も曖昧になりがちです。

難しく考えず、自分たちの付加価値は何なのか、それに一番応えているのは誰か、基本に立ち返ってみると自ずと答えは見えてきます。人事評価はシンプルに、というのが我々DSOLの基本スタンスです。

働きぶりを徹底調査して、本当にがんばった人にスポットライトがあたる。AIのディープラーニングでそんな評価が実現できるようになれば、本当に素晴らしいことですね。

 

人が人を評価すればこそ

とはいえ、人が人を評価するからドラマが生まれ、共感を呼ぶのも事実。

日露戦争において、時の海軍大臣・山本権兵衛が舞鶴鎮守府初代司令長官の閑職にあった東郷平八郎を連合艦隊司令長官に大抜擢し、かの有名な日本海海戦において劇的な大勝利を収めます。

冷静に能力を見極めて適材適所に部下を配置する上司、士気を高めその評価に応えて成果を上げる部下、人事の理想形ともいえるものではないでしょうか。

山本は東郷大抜擢の理由について明治帝に問われ、「東郷は運のいい男だから」と答えたと言われています。全てを東郷に委ね、あとの責任は任命者である自分が持つ、山本のそんな覚悟が感じられます。

これが「AIがデータで示したから」と答えたのでは、やはり味気なく、ドラマにはなりませんね。 AI人事が主流になると、このようなドラマティックな逸話も少なくなっていくのでしょうか。

 

「運のいい人」はPAK12_10naname_TP_V、現代風にいうと「もってる人」ということになるでしょうか。

何か見えない力が働いて、劇的なことが起こる。このいわば神事のような能力、AIがディープラーニングを利用して評価できる日が来るかもしれません。

ここぞという時に、AIがその「もってる人」を大抜擢する、なんてことが現実になったらすごいですよね。

是非ディープラーニングして実現して欲しいと思います。

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